10月13日(火)に、中学校英語授業づくり研修講座を開催しました。午前の講義・演習では、学習指導要領の改訂に伴い、新たに指導項目に加わった仮定法や現在完了進行形、感嘆文の指導を模擬授業形式で体験していただきました。また、タブレットを使った指導例の紹介や、来年度から実施される新しい観点での評価についての演習を行いました。午後の講義・演習では、信州大学学術研究院 教授 酒井 英樹 氏に、生徒に意味内容を推測させるための言語材料の提示の仕方や、英文の読解を話す活動につなげていくための工夫など、授業の改善につながるたくさんの事例を教えていただき、大変多くの学びを得ることができました。
【講座の内容】
講義・演習「英語の授業改善の視点」
講義・演習「子どもの資質・能力を高める授業づくり」

【受講者の感想】
・月足先生の講義では、教科書のページを活用してスピーキングのアクティビティーを見せてくださったのでとても参考になった。今後学んだことを実践してみたい。 酒井先生の講義では、言語活動と指導の違いについて分かり、普段の授業を反省した。スモールトークやリキャストについて新しい発見があり、早速授業で取り入れたいと思う。
・それぞれの教科書の良さを活かした言語活動を演習でき、とても為になった。また、社会的な話題について賛否や自分の考えを述べる言語活動の最初にどのようなことをすれば良いのか知ることができて、良かった。ぜひ実践したいと考えている。小学校で習ってきた表現の幅を中学校教師の工夫で広げることが、生徒の資質や能力を高めるために重要だと再認識した。
・午前の講義では、来年度から導入される新文法の活動例やタブレットを用いた指導例を知ることができ参考になった。午後の講義は、新学習指導要領について深く理解することができた。また、授業の進め方、ねらいの設定の仕方、評価のつけ方などたくさん学ぶことができ勉強になった。
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