8月27日(火)~28日(水)の2日間、標記講座を開催しました。
1日目は、文部科学省初等中等教育局 教科調査官 藤野 敦 先生をお招きし、「新学習指導要領における探究学習の授業づくり~歴史総合と日本史探究を例にして~」と題して地理歴史科改訂の意図とねらい、探究学習の視点とその指導方法についてご講義いただきました。
2日目は、明治大学の藤井 剛特任教授をお招きし、「公民科における主権者教育」と題して、現実の政治を学ぶ必要性やSNSの急速な普及による高校生のメディア・リテラシー育成の必要性についてご講義いただきました。
〈1日目〉
講 義 新学習指導要領における探究学習の授業づくり~「歴史総合」と「日本史探究」を例にして~
講義・演習 主体的・対話的で深い学びにつなげる地理歴史科公民科の授業について
〈2日目〉
講義・演習 公民科における最近の動向について
講 義 公民科における主権者教育について
演習・協議 資質・能力を育む授業づくりに向けて


【受講者の感想】
・「知識・技能」と「思考力・判断力・表現力」との関係、「見方・考え方」と「問い」の関係が視覚化されていて理解しやすかった。また、「見方・考え方」の説明が日所に具体的で、授業を構想する上でイメージしやすいものであった。「知識をどのように高め、概念的理解に深めるか」の説明が印象的で今後ぜひ追求していきたいポイントだと感じた。
・主権者教育の必要性の背景を理解することができた。特に卒業後に主権者としての意識が低下し、持続しないことに考えさせられた。生涯を通じて、政治に関心を持てる生徒を育成するために、身近な事例から考えさせるように授業を展開した。
・明日からの授業に役立てることが出来そうな講座だった。高大接続改革や新学習指導要領への移行など新しいことがたくさん出てきて大変なところはあるが、生徒のためにも自分のためにもスキルアップを図っていきたいと思う。
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