11月27日に、豊かなスポーツライフを実現する保健体育授業研修講座が開催されました。
午前の前半は、「教科指導における課題と工夫」というテーマでの講義・協議を行いました。
午前の後半及び午後は、日本女子体育大学教授、高橋修一先生による「新学習指導要領に基づいた授業づくり」テーマに、新学習指導要領に関する講義、それを踏まえた授業づくりを行いました。

【受講者の感想】
・来年度から、本格実施の新学習指導要領における評価の考え方とそれを具体的に授業づくりの中にどのように生かしていくのかがとてもよくわかりました。
・これまでは、研修の中で”指導要領を学ぶ”という感じであったが、”指導要領づくりに思いを込めた”高橋先生から直接お話しを聴くことができ、初めて指導要領の理解が進んだ。そのため、今後、目的のポイントを絞って指導要領を開けると思えたし、もっと読み込んで授業デザインをしたいと思った。
・評価と授業の計画の仕方は、不安なことばかりだったので、とても勉強になった。例示をどのように活用するべきか、解説自体をどのように読み込んでいくべきなのかを知ることができ、改めてもっと勉強しなくてはならないと感じた。
・新学習指導要領に関する講義は何度か聴き、理解している”つもり”だったが、改めて御本人から説明を聴いて、理解不足を感じた。演習も非常に苦労した。最後に拝見した、授業実践の動画をもっと見たかった。
・体育の授業の中で「知る」という要素を含めると、実際の授業で生徒が身体を動かす時間が少なくなりそうな気がするが、新学習指導要領に示されている内容にするためには、「知った」上で、活動する形に改善することで、生徒の主体的な活動へ導いていきたい。
・特別支援学校では、例示の通りに進めることが難しい場面が多いが、解説の例示を基に、単元の構成や評価につなげる一連の過程は、学校に持ち帰って教科担当者間で共有し、授業改善に努めていきたい。
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