6月19日(金)に、小学校外国語・外国語活動研修講座を開催しました。午前は、スモール・トークやデジタル教科書を使った授業の進め方、評価などについて、模擬授業や授業動画、演習等を通じて学びました。また、午後は東京学芸大学 教授 粕谷 恭子 氏にオンラインで、講義・演習をしていただきました。言語習得の理論と、実際の子どもの学びを踏まえた指導の在り方について、ユーモアを交えながらお話しいただき、今後の指導の参考になる多くの学びを得ることができました。
【講座の内容】
講義・演習「外国語・外国語活動の授業づくり」
講義・演習「外国語・外国語活動の指導の在り方」

【受講者の感想】
・ペアトークの際に、英語で言えなかった表現を子どもたちに出させ、全体でどうやって表現すればよいかを考えさせる活動を取り入れていきたいと思った。つい教師が教えてしまうことが多かったので見直していきたい。実際の授業を体験的に学ぶことができて参考になった。
・ペアで演習を行ったり、模擬授業に参加したりしながら、講義を受けることができ参考になった。道案内の仕方やグーグル・マップを使った活動を、授業で行ってみたい。また、児童のパフォーマンスを評価する演習問題に取り組むことができたので、今後の参考にしたい。
・音声を聞いて、発音して覚えればよいと思って取り入れていたカードを使った反復練習が、文脈がなく、子どもたちが意味を理解せずに話している活動であったと気が付くことができた。今後は、必要感や文脈があり、意味と音声を一致させられるような活動に取り組ませていきたい。
・教師が自己開示をしながら、自然な英語をたくさん聞かせることが大切であることが分かった。また、教科書にある場面や会話だけで授業を進めるのではなく、子どもが聞きたくなったり、話したくなったりするような場面設定をしていきたいと思った。
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