6月15日、16日に高等学校英語科言語活動実践講座が開催されました。
1日目は、オンライン形式で順天堂大学准教授 小泉利恵先生による「英語スピーキング力の育成に向けて」、「スピーキングテストの実施に向けて」というテーマで御講義をいただきました。また、弘前大学助教 横内裕一郎先生には「技能統合型のスピーキングテスト」というテーマで御講義いただきました。
2日目には、3年間を見通したスピーキングテスト作成を目標に、個々に作成したタスクと評価を全員が生徒役・教師役となって体験する演習を実施しました。



受講者の感想
・スピーキング活動を行うには時間がかかるという先入観があったが、現在行っている授業に一工夫加えることで十分可能になると知った。質問にも丁寧に答えていただき、大変参考になった。
・スピーキングテストの技能統合型と独立型の対比がわかりやすく、授業場面に応じたメリット・デメリットが検討しやすかった。
・小・中学校の教育課程の変化に応じて、高校もやるべきことを変化させる必要があると実感した。見通しを持った指導をするために、全学年同じタイプの試験を実施するのは、現実的なやり方だと思った。
・オンライン形式の講義は初めてだったが、非常にスムーズに日程をこなすことができた。スピーキングについてはもちろんだが、オンライン型の授業についても何か光が見えたような気がした。