6月10日(月)~11日(火)の2日間、標記講座を開催しました。
1日目は、筑波大学大学院 教授 川間 健之介 氏を招いて、自立活動の基本的理解や個別の指導計画の作成・評価などについての講義を行い、午後は中学校と高等学校における実践発表を行いました。2日目は、様々な視点からの自立活動の授業づくりについて講義・演習を行いました。
講義や演習を通して、学習上、生活上、様々な生きにくさを感じている子どもたちには自立活動の視点からの理解や指導が基本であること、そして、それが特別支援教育を担う教員に必要な専門性であることを学びました。

【受講者の感想】
・自立活動の指導の場や個別の指導計画作成の手順について理解を深めることができ有意義だった。
・受検、進学、就労を含めて、保護者・本人とも今から先を見通した指導を考えなければならないと思った。
・子どもをよく理解することの大切さを学んだ。なぜできないのか、つまずいているのか理由や原因が明らかになればアプローチの仕方が変わるということを学んだので、指導の目的を明確にした授業を行っていきたい。
・今までは漠然とあれこれ指導しなければいけないと考えていたが、児童の実態を付箋に書いて整理することで中心となる課題が見えてきて、自立活動の目標も自然と頭の中に湧いてきた。学校へ戻ったら、早速この目標をもとに指導内容を考え、実践に移していきたいと思う。
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