8月26日(水)に【C15高等学校数学科教育講座】を実施しました。
講師として、東京学芸大学大学院教育学研究科の西村圭一教授をお招きする予定でしたが、昨今の新型コロナウイルス感染拡大に考慮し、当日はオンライン形式で講義していただきました。西村教授におかれましては、オンラインによる講義に関しても熟練されており、通常形式の講義と変わらず、学びの多い1日となりました。
【講座内容】
講義・演習「数学的活動を取り入れた指導方法」 ※オンライン形式

演習・協議「数学的活動・言語活動を取り入れた授業づくり」

【受講者の感想】
・知識技能だけを身に付けさせる授業をするのではなく、思考力、判断力、表現力を身に付けさせる授業を実践すること、そのために生徒の実態を把握し、どのような間違いが考えられるか、どのような話し合いが行えるか、仕込みを準備することが重要だと感じました。
・生徒の解答からどんどん深く掘り下げていって、二次不等式の問題では虚数の性質の部分につなげたり、微分の授業では生徒の疑問から変曲点を考えさせたり、様々な方法を見ることができ、とても勉強になりました。生徒が主体的に考え、深い学びができる授業を作っていきたいです。
・実際に課題学習の授業をつくることで、自分だと教えすぎてしまう部分や、上手く設問がつくれなかった部分を、班の方の意見を参考にしながら完成させることができ、新しい発想が得られました。特に、黄金比については今後課題学習で触れると思うので、他の単元との関係等も意識しつつ、より良いものにしていきたいです。
・単元によっては1時間ずっと活動させることが難しい場面もあるので、どの場面でどのような狙いの活動をすればよいか、単元全体を見通して取り組む必要があると感じました。
・1つのテーマであっても、生徒に考えさせたい事や身に付けさせたい力を考えていくと違った導入や展開になることに気をつけて、目的を明確にした授業実践につなげていきたいと考えた。
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