6月20日(木)~21日(金)の2日間、小学校外国語・外国語活動研修講座を開催しました。1日目の午前は、学習指導要領の目標の確認や、授業での活動例、クラスルーム・イングリッシュ、絵本を使った指導、歌を使った指導等について学びました。また、1日目の午後は、階上町立石鉢小学校 教諭 圓子 靖子 先生を講師に迎え、言語活動の捉え方やロールプレイのさせ方、新教材We Can! 2を使った実際の指導等について学びました。2日目は文教大学 教授 金森 強 氏をお招きして、講義・演習をしていただきました。聞いた情報を処理して、話す回路を作ってあげることや、活動の際に子どもの脳で何が起きているかを考えること、聞く力を育てることなど、今後の指導をしていく上で大切なことをたくさん教えていただきました。
【講座の内容】
1日目:講義・演習「外国語・外国語活動の授業づくり」
演習「言語活動の充実に向けた指導の工夫」
2日目:講義・演習「外国語及び外国語活動の指導の在り方」

【受講者の感想】
・外国語・外国語活動における言語活動を活発にさせるための活動例を、様々体験することができた。活動ごとに目標は違うが、教師側から安易に答えを与えるのではなく、子どもたちから言葉を引き出す点が共通していたように思った。また子どもたちから言葉が出てくるまで、ぐっと我慢することも大切だと思った。
・ロールプレイを通して、子ども側、教師側の両方をできたのが良かった。分からない子どもには、いつでも先生に聞いてよいという雰囲気がとても大切だと感じた。また、デモンストレーションからの流れも大変参考になった。たくさん見て、聞かせる時間を確保した授業づくりをしたい。
・授業では、新しく学習する言葉を繰り返し言わせることがあったが、意味のあるやり取りをさせるためには、児童に考える時間を十分に与えることが必要だと感じた。相手の言葉をよく聴いて、考えて話すことの出来る児童を授業を通して育てていきたいと思った。
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