10月23日に高等学校における特別支援教育講座が開催されました。
国立特別支援教育総合研究所 発達障害教育推進センター上席総括研究員(兼)センター長 笹森洋樹先生による「高等学校における特別支援教育の推進」というテーマでご講義をいただき、特別支援教育に関する基礎知識を体系的に学ぶ機会となりました。また、特別支援教育課の指導主事による講義・演習「学校における支援~個別の指導計画の作成に向けて~」が行われました。

【受講者からの感想】
・得意なことを認め、意欲につなげることが大事だということがわかった。普段の生
活の中で、どうしてもできないことに目がいってしまうので、この言葉はとても印
象に残った。
・それぞれの特性に応じた支援の仕方を知り、現在担当している生徒をイメージして
支援の方法を考えることができた。
・障害は、環境によって困難が生じている状態という捉え方が大変勉強になった。特
にADHDなど診断名で区分けしてしまいがちだが、個々のニーズに応じて環境面か
ら改善することを試みたい。
・障害のある生徒、困難が生じている生徒への見方や捉え方を自分の中で整理するこ
とができた。
・目標設定に生徒を参加させるのは良いと思った。できないことではなく、できそう
なことを目標にすることも大切だと感じた。自己肯定感(ほめる、できる)を育て
ることも大切だと思った。
・学校は違っても、先生方の悩みは同じであったり、共有できることがたくさんあっ
た。一人ではなく、複数の目で生徒をみることが改めて大切だと考えた。
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