開催した講座の様子

2025年6月の記事一覧

C34 中学校技術・家庭科教育研修講座【材料と加工、生物育成】

5月26日(月)、27日(火)に標記講座を開催しました。技術分野を担当する中学校の先生方が受講され、技術分野の授業づくりについて学びました。

【講座の内容】

1.講義・演習「技術分野の現状と課題」

2.実習「製品の設計・計画と製作 TinkerCad,3Dプリンター活用」

3.演習・協議「技術の見方・考え方を働かせた授業づくり」

【講座の様子】

 

 

【受講者感想】

・製作実習、CADソフトの体験、3Dプリンタの見学など教育現場で実践、伝達する内容を再確認する場となり、大変有意義な時間でした。
・ペン立てを製作するというお題なだけでも、いろいろな見方や考え方に触れることができ楽しかったため、生徒にも同じような授業を通して、楽しさを教えていければいいなと思います。
・次年度へ向けての希望ですが、免許外の教員向けではない場合、課題解決型の授業を体験したいです。そして、その授業を通して、どのように評価するのかも知りたいです。(本当の授業でなくても、授業の流れなどさっと体験してみたいです。)

・かんながけや卓上ボール盤などの工具の理解が深まりました。

・現場で技術科の指導経験が少ない中、不安を感じながら日々授業に向き合ってきましたが、本研修を通して、技術分野における「見方・考え方」の働かせ方や、体験的な学習活動の工夫について多くの気づきを得ることができました。講義だけでなく、実際に手を動かす演習や他の参加者との意見交換があったことで、現場感覚に即した学びが得られたと感じています。
・ICTや生成AIの活用についても、自分の授業にどう取り入れられるかを具体的に考えるきっかけになりました。今まで漠然としか分からなかったツールについて、「これなら生徒も興味をもって取り組めそうだ」と思える場面があり、今後の授業で実践してみたいと思います。
・「材料と加工の技術」「生物育成の技術」については、知識の再整理だけでなく、実習を通して指導のポイントを実感できたのが良かったです。
・参加者の立場に合わせて丁寧に構成された内容で、技術科の指導に対する自信が少しついたように思います。二日間に渡りご指導いただきありがとうございました。キクラゲは技術室で栽培していきます。