6月3日(火)~4日(水)の2日間、道徳教育推進教師研修講座が開催されました。受講された先生方は、「道徳教育のコーディネーター」となるための視点と、「道徳科の授業や各教科等での道徳のアドバイザー」となるための視点について理解を深め、自校の特色を生かした道徳教育に向けた実践力を磨くことができました。
2日目の午前は、十文字学園女子大学 教授 浅見哲也氏による御講義が行われました。豊富な事例を基に道徳教育の推進について、また、模擬授業を通して道徳科の授業づくりについて御教授いただき、道徳教育の推進における大切なポイントを学ぶことができました。
【講座の内容】
1日目
・講義「道徳教育推進教師の役割と取組~コーディネーター・アドバイザーとして~」
・発表「我が校の道徳教育~学校全体で取り組む道徳教育の実際~」
(発表者)平川市立猿賀小学校 教諭 佐藤 牧子
外ヶ浜町立蟹田中学校 教諭 篠原 千代子
・講義「自校の特色を生かした道徳教育展開プランづくり」
2日目
・講義「学校の特色を生かした道徳教育~道徳教育をマネジメントする~」
(講師)十文字学園女子大学 教授 浅見 哲也
・演習「自校の特色を生かした道徳教育展開プランづくり」(校種別)
【講座の様子】
【受講者の感想】
・受講前と受講後では、明らかに意識が変わりました。道徳教育に生かすためには、自校の特色をもう一度見直す必要があると思いました。
・常に新しい情報を自ら得られるように、今後もアンテナを張っていきたいと思えました。私としてはこの研修を通じて、今年は道徳を極めるまで頑張りたいと思えたので、大変充実した時間になったと感じます。ぜひ来年もこの研修に参加したいです。
・浅見先生のお話がすごく分かりやすく、大変勉強になりました。道徳教育について曖昧な部分が自分の中にありましたが、お話を伺って、以前よりも頭の中が整理されたと思います。道徳教育推進教師である以前に、道徳教育の理解を深めることができました。早速、自校でも情報共有しました。
・特別支援学校の道徳教育及び道徳科の内容や評価について課題意識がありましたが、具体例が多く用いられることで授業がイメージしやすかったです。特に、浅見先生の講義の最後の言葉は心に響きました。