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2020/07/02

C10 小学校算数科教育講座

| by 義務教育課
7月1日(水)、小学校算数科教育講座を開催しました。
 「資質・能力の育成に向けた授業と評価の在り方」をテーマに、午前は県の課題をもとにした授業づくりについて講義・演習を行いました。受講者は、全国や県の学習状況調査の結果から子どもたちのつまずきを把握し、今後の授業改善に生かす方法を学びました。また、演習では4年生の「垂直・平行と四角形」の単元において、数学的な見方・考え方を働かせながら、四角形の性質や対角線の性質について統合・発展させる手立てについて、対話的活動を通じて考えました。
 午後は、国立教育政策研究所 教育課程調査官 笠井健一先生によるオンライン講義を行いました。受講者は、子どものつまずきをもとにした学び合いの展開の仕方や、資質・能力の育成に向けた授業と評価の在り方について、学びを深めていました。
【講座の内容】
講義・演習「県の課題をもとにした授業づくりの視点」
講義・演習「資質・能力の育成に向けた授業と評価の在り方」


【受講者からの感想】
・統合的・発展的考察の大切さを実感できた。また、統合的に考えるための見方・考
 え方を教えていくことも、今後考えて授業をしようと思った。
・ただ教科書通りに進めるのではなく、教材研究で核となる見方・考え方をあらい出  
 して授業を組み立てていきたい。
・「分数×分数」の単元は、自分自身どのように指導すべきか悩んでいたので大変参考
 になった。また、評価規準作成に関して、作成法の道筋が見えたこともありがた
 かった。
・子どものつまずきを確認し、学び合いの際に問い返しをして、つまずいている子に
 気付かせる授業を心がけたいと思った。
15:14