開催した講座の様子

2025年9月の記事一覧

C19 学びを実感させる高等学校理科研修講座[物理]

☀8/27(水)、28(木) C19 学びを実感させる高等学校理科研修講座[物理]が開催されました。

 この講座は、「授業において観察・実験をどのように取り入れるか」という視点と、「どのような資質・能力を身に付けるために観察・実験を取り入れるのか」という2つの視点に立って、先生方の授業力の向上をねらいとして、毎年開催しております。

 

○1日目「理科の見方・考え方を働かせる授業デザイン」「身近な素材を用いた観察・実験とその教材開発」

 

○2日目「単元を貫く観察・実験を取り入れた授業づくり」「科学的な思考力・判断力・表現力を育成するための探究的な学習活動」

        

↑波の実験               ↑電磁気学の実験

 

 ◆受講者の感想
・実験の重要性を再確認でき、身近なもので行えることがわかった。また、実験を想定した単元計画を立てられるようにしたい。

・生徒の興味・関心を引き出す導入実験や演示実験のレパートリーを増やすことができた。

 

【担当者から】
 学校で行われている実験例や、講座で行った観察・実験をさらに応用できるような意見交換もでき、非常に有意義な時間を過ごさせて頂きました。業務忙しい中、研修に参加してくださりありがとうございました。2日間、お疲れ様でした。また、来年の講座に向けて、実験や演示をさらに増やしていきたいと思います。

B02 教頭研修講座(後期)

☀8/26(火) B02 教頭研修講座(後期)が開催されました。

 

小学校31名、中学校34名、高等学校13名、特別支援学校5名の合計83名が受講しました。受講された教頭先生方は生徒指導の課題解決に向けた教頭の役割、配慮を要する児童生徒への教頭の役割、学校組織を活性化させるためのマネジメントについて理解を深め、教頭として識見を高めることができました。

【研修内容】

「生徒指導の課題解決に向けた教頭の役割」:県教育庁学校教育課 副参事 後村 敏明

「配慮を要する児童生徒への教頭の役割」:弘前市立第三大成小学校 校長 土岐 賢悟

「学校組織を活性化させるためのマネジメント」:広島大学大学院 教授 曽余田 浩史

 

【講座の様子】

           

【受講者の感想】

・暴力行為やいじめ、不登校の現状について再確認することができた。リスクマネジメントについては、法的な責任をとるべき対応について職員と共有することが必要だと感じた。

・通常の学級における配慮を要する児童生徒について、現状の把握と子どもの学びをどのように保障し支援していくかを考えることができた。先生の意識の違いが子どもたちの意識に影響するということを念頭に置きながら、子どもたちや教員に接していきたい。

・「誰のために」「何のために」を明確にし、学校組織を活用しながら学校の課題解決に向けて努力していきたい。また、目の前の生徒、保護者、地域のためにという思いを忘れずにやっていきたい。

C46高等学校 外国語科授業づくり講座

8月27日(水)〜28日(木)標記講座を開催いたしました。

1日目は、東京外国語大学大学院の工藤洋路教授より、外国語の授業における「話すこと」「書くこと」の指導と評価についての講義していただきました。2日目は統合的な言語活動を含む授業計画作成に取り組みました。受講者1人1人が領域のバランスの取れた指導について考える機会となり、生徒の興味関心に合わせた言語活動の設定や単元の構想等、日々の授業改善に向けて有意義な研修となりました。

 

 【研修内容】

1日目:  講義『「話すこと」と「書くこと」の指導と評価』   

     (講師) 東京外国語大学大学院  教授  工藤 洋路

2日目:  講義・演習『「話すこと」「書くこと」に焦点を当てた授業づくり』

 【講座の様子】

  

【受講者の感想】

・目的・場面・状況を生徒にきちんと明示する大切さを実感し、今後の授業計画の時に生かしたいと思った。また、生成AIについても理解を深めることができ、勉強になった。

・何をどう評価するかを先に決めなければ、正しく評価することができない。知識・技能と思考・判断・表現を一緒の活動で測ることができない場合もあるなど、評価基準をしっかり設定し、活動や授業をデザインする必要があると感じた。

・今回の講義を受けて、即興で話す活動や技能統合型の言語活動を取り入れていこうと考えている。即興で話す活動では、場面設定を細かく行い生徒が状況をイメージできるようにしたい。また、活動後の中間指導やフィードバックによって効果も変わってくると学んだので実践していく。