開催した講座の様子

C34 中学校技術・家庭科教育研修講座【材料と加工、生物育成】

5月27日(月)、28日(火)に標記講座を開催しました。技術分野を担当する中学校、特別支援学校の先生方が受講され、技術分野の授業づくりについて学びました。

【講座の内容】

1.講義・演習「技術分野の現状と課題」

2.実習「製品の設計・計画と製作 TinkerCad,3Dプリンター活用」

3.演習・協議「技術の見方・考え方を働かせた授業づくり」

【講座の様子】

 

 

【受講者感想】

・技術分野の指導について、内容や授業構成、年計など悩む部分が多く、その原因は、自分の中で何を子ども達に触れさせたいかがはっきりしていないからだと考えていました。今回の研修を受講し、大枠の考え方・内容配分の仕方を学ばせていただいたので、自校の生徒の実態に照らし合わせ、年計作成から取り組みたいと思いました。
・免許外での技術担当が2年目となり、今まで手探りと自分なりの試行錯誤だけで授業を進めてきたので、今回様々なツールを教えていただき、非常に刺激を受けました。生物育成に関しては、ぜひ水耕栽培にチャレンジしたいですが、まだ自信がないので、もう少しじっくり勉強したいと思います。一方で、「トマトカンパニー物語」は、比較的誰でも簡単に取り組むことができるので、まず早速授業に取り入れ、反応を伺いたいと思います。
・材料と加工の分野では、私自身、かなり悩んで作りました。裏を返せば、教材を買って作るだけでは、今回ほど悩み、考える場面はなかったかと思います。作品制作の際の、学習課題の設定や発問、指示をもっと吟味し、今年度の授業に臨んでいきたいと思います。
・技術科についての講義はもちろんのこと、CADや生物育成アプリ、作品作りの際の道具の使い方まで、本当に為になる研修でした。令和10年には免許外の先生は授業できなくなるとのことですが、来年度も技術を担当することになったらまた受講し、さらなるスキルアップやお話を伺いたいと思います。