開催した講座の様子

B07生徒指導主任・主事研修講座

4月25日(木)、生徒指導主任・主事研修講座が開催されました。小学校25名、中学校13名、高等学校8名、特別支援学校8名の合計54名が受講しました。国立教育政策研究所髙橋典久総括研究官の講演「不登校・いじめを生まない魅力ある学校づくりをめざして」では、令和4年度に改訂された生徒指導提要のポイントに触れ、発達支持的生徒指導がすべての教育活動の基盤となり、それが生徒指導にも学習指導にも通じることを学ぶ機会となりました。また、不登校対策では、子どもたちにとっての登校動機をどれだけ提供できるかが教員としての使命であることなど、大変励みとなるお話をいただきました。

    

【受講者からの感想】

・学習指導と生徒指導は両輪であり、授業こそが発達支持的生徒指導の要であると感じました。授業で内在化していた生徒指導を意識的に実践していこうと思うとともに、今日の学びを職員と共有し、チーム学校を目指していきたいと思います。

・初めて生徒指導主任となり、生徒指導提要や学校における諸課題(不登校やいじめなど)に対する心構えや具体的な実践事例など大変参考になりました。生徒指導の構造の整理において教育活動において基盤となる発達支持的生徒指導は支援学校で意識されている指導の観点と関連しており、今後も継続して取り組んでいきたいと感じました。

・学校は生徒を学校に引きつける魅力がなければならないという言葉が心に残りました。生徒が来て当たり前という意識ではなく、生徒が学校に行きたいと思える魅力ある学校づくりができるように、日々、先生方と魅力について考えバージョンアップさせられるように頑張っていきたいと思いました。