7月30日(火),31日(水)標記講座を開催しました。18名の先生方が受講され、問題発見・解決の過程を意識した授業づくりや、具体的な「身に付けさせたい力」を明確にした指導案の作成を通して、中高の学習内容の連携の重要性を認識することができました。中学校と高校の教員が協議を通じて交流し、授業づくりやICTの活用法など新たな視点を得る貴重な場となりました。
【講義・演習内容】
1日目 午前 問題発見・解決の過程をイメージした授業づくり
午後 中高の接続を意識した授業改善
2日目 午前 ICTを効果的に活用した数学科の授業づくり
午後 「付けさせたい力」を明確にした授業づくり
【講座の様子】
【受講者からの感想】
・高等学校の先生ともお話する中で、生徒の主体性や数学に向かう態度という課題が自分自身の授業づくりに起因している部分があると気づくことができ、その解決のためにも問題発見、解決をする授業をしていくことの重要性を学ぶことができました。単元的な接続の目線を持つことや、自分に合った方法で学習に向かうコントロールの場面を設定するなど、中高の繋がりを意識した授業デザインをする貴重な経験になりました。アナログとデジタルといった手段の使い分けについても、目の前の生徒たちにとって有効な学習に活用できるよう研修を続けていきたいと思います。
・中高の接続の意識はいままであまりなかったため、その視点を持てるようになったことが今回の成長だと感じています。中学校での既習事項と高等学校の学習事項が繋がりを持てるよう、授業研究をしたいと思いました。また、ICTの活用の仕方に関しても使ったことのないアプリケーションのことを知ることができたり、ロイロノートを使っている先生方の実践例を聞くこともできたりしたので、自分の授業に取り入れていきたいと思いました。