7月29日(月)に、鎌倉女子大学の藤原昌太先生を講師にお迎えし、C40保健授業づくり研修講座を開催しました。藤原先生には、保健の授業づくりについて、豊富な実践事例を基に、講義、演習をしていただきました。また、演習では、小中高それぞれの段階に応じた授業づくりが行われ、皆さん意欲的に取り組んでいました。
【研修内容】
1 保健における課題と工夫
2 講義、講義・演習「健康課題を解決する資質・能力を育む保健の授業づくり」
(講師) 鎌倉女子大学 講師 藤原 昌太 氏
【講座の様子】
【受講者の感想】
・保健分野における主体的・対話的で深い学びの実現に向けて、大変参考になる講義でした。望ましい保健授業のあり方や授業づくりのポイントなど、要点をおさえた内容で勉強になりました。特に、「見えにくい」教育内容を「見えやすい」教材を使って学習するという視点が私にはなかったので、今後の授業づくりに生かしたいと思いました。学習指導要領を正しく読み解き、適切な指導と評価を行うことの重要性を改めて感じることのできた研修となりました。
・これまでは子どもたちに課題を気づかせる発問、さらにそれを深める発問を意識してきましたが、「①教育内容を直接発問しない」「②生徒が考えても考えても答えの導き出せない発問はしない」「③具体性」「④意外性」「⑤検証可能性」のポイントがおさえられているか改めて確認する必要があると感じました。素朴概念については、正直授業で見逃していることが多いので、2学期の授業から意識していきたいです。
・見えないものを可視化することで生徒の興味・関心・理解が深まるとのことで、たばこの煙の模型の紹介があったが、早速やってみたいと思いました。また、これまで生徒への発問の内容について悩んでいましたが、今回の研修でやってみたいことができたので、実践していきたいと思います。