9月20日(金)文部科学省初等中等教育局教育課程課 教科調査官 平田朝一氏を講師として、「指導と評価の一体化を目指す美術の授業」についての講義と協議・演習を行いました。
【講座の内容】
講義「指導と評価の一体化を目指す美術の授業」
演習・協議「指導と評価の一体化を目指す美術の授業づくり」
【講座の様子】
【受講者の感想】
・鑑賞の授業は嫌いではなかったものの、方法としては幅広く行うことができていませんでした。今回の演習を通して、鑑賞の授業の幅を広げることができました。また、ICT機器を活用した制作は、美術に苦手意識を持っている生徒や、イメージを具現化することに困難さを感じている生徒にとても有効だと感じました。発想構想の段階だけではなく、制作にも積極的に取り入れ、ゆくゆくは画材の一つとして選択できる環境をつくりたいと強く思いました。
・ICTには苦戦しましたが、美術教員となかなか交流する機会もない中、演習という形で鑑賞活動や制作活動ができ、純粋に楽しかったです。また、鑑賞からの、作品制作の流れはスムーズな制作への移行が可能になると実感することができました。ICTの可能性も含め、これからの授業に生かしていきたいと思います。
野呂先生と平田調査官のお話しも面白かったです。良い時間になりました。ありがとうございました。
・実際に絵画の題材やICT機器を使用してデザインの題材に取り組むことで、実技を通して指導と評価の計画について考えることができました。一緒に受講した先生方と協議をしたり、制作中の言葉掛けによる自分自身の変容を感じたりすることができ、大変有意義な時間となりました。今後の指導の場面に生かしていきたいです。