9月25日(水)標記講座を開催しました。11名の先生方が受講されました。
午前は、県立高校入試や県学習状況調査の結果を踏まえ、課題に対応するためにどのように授業改善していったらよいのかお話をさせていただきました。
午後は、文部科学省の入之内調査官に講義をしていただきました。全国の実践事例や小中連携、ALTの参画、MEXCBT(メクビット)の活用についてなど、多岐に渡ってお話をしてくださいました。今後、どのような方向で授業改善をしていけばよいのか具体が見え、実践意欲が高まったあっという間の3時間でした。
【講座の内容】
・中学校英語における課題と授業改善の視点
青森県総合学校教育センター 指導主事 長谷川 紘一
・中学校英語教師に求められる役割
文部科学省初等中等教育局 教育課程課 外国語教育推進室 教科調査官 入之内 昌徳
【講座の様子】
【受講者の感想】
・午前の講義では、高校入試や学習状況調査の分析から課題を見出すことの大切さや、様々な指導法を体験することで、課題の克服に向けての授業改善のヒントをいただくことができました。午後の入之内調査官の講義では、英語力を向上させるためには小中の接続の大切さを学び、まだまだやれることがたくさんあることに気付かされました。
・生成AIの使い方や、使用場面を学ぶことができ、すぐにでも授業で使いたいと思いました。また、生徒が課題を選び学ばせることで、より力がつくことを学び、その難しさと効果を実感しました。
・個別最適な学び、協働的な学び、生徒自身が目的意識を持って学習に向かう、それらのキーワードとともに、高校入試に向けた対策など、色々な側面から自分の授業改善のために何ができるのか悩んでいたので大変参考になりました。生成AIの活用や、カランメソッドなど、すぐに使えそうなアイディアも素晴らしかったですし、授業者が何を狙いとして、どんな力をつけさせたいのか、しっかりと考えて単元構想しなければいけないことを、改めて感じました。
・様々な指導方法や子どもが主体的に学べる場面を意図的に設定すること、具体的には子どもに選ばせ自己決定させながら委ねて待つことの大切さを学びました。
・今回の研修を通して、同じ状況にある先生方と悩みを共感することができたし、日々の授業をブラッシュアップするためのヒントをたくさん得ることができました。
・午前の講義で学んだ3つの指導法、午後の講義で学んだ、言語活動後の思考を深める手立て、小学校との接続を図った単元計画などを、今後の授業に取り入れ授業改善していきたいと思います。