9月26日(木)、今日から始める教育相談研修講座が開催されました。受講者は小学校2名、中学校7名、高等学校12名、特別支援学校4名、聴講者1名、合計26名でした。「教育相談の理論と実践」の講義・演習が行われ、会沢先生の御講義やグループごとの意見交換などを数多く交えながら、教育相談の基礎的な理論と技法を学ぶことができました。
【研修内容】
講義・演習「教育相談の理論と実践」
(講師)文教大学 教授 会沢 信彦 氏
・自分が受け持つ生徒の中には、いわゆる繊細な生徒もおり、非常に感受性豊かでネガティブ思考です。毎日の家庭学習では、その生徒には日記の欄に他の生徒よりも、日々の不安などを多めに書いてもらい、コメントを送るという、日々の小さな教育相談をしています。これから受検を控え、不安定になる生徒が増え始めるので、勇気づけや、認知の仕方を工夫して、生徒を支えたいと思いました。
・理論を、具体例とともに説明していただき、さわりだけではありますが理解することができました。これまで授業の間の立ち話も教育相談という意識で取り組んできましたが、これが生徒指導(生徒支援)の根幹という会沢先生の言葉に少し背中を押された気持ちになりました。意味のある雑談を今後も続けて、生徒に心を開けてもらえるように努力していきます。
・アドラー心理学について知ることができ、大変良い機会となりました。また、ドライカースの問題行動の理論について、自分が担当したケースと照らし合わせて聞くことによって、納得できたこともありました。受講できて大変良かったと思います。