9月24日(火)に小学校1名、中学校14名、高等学校10名、特別支援学校7名の計32名の先生方が参加され、標記の講座を開催しました。講師に筑波大学人間系の京免徹雄准教授をお迎えし、学びを人生に生かすためにキャリア教育が重要であることや、「キャリア・パスポート」を児童生徒との対話のツールとして活用していくことなど、講義していただきました。その後、演習・協議では、他校種のつながりを中心に明日からできることについての演習・協議を行いました。
【内容】
講義「いま、なぜキャリア教育なのか?~学校教育におけるキャリア教育の役割~」
筑波大学人間系 京免 徹雄 准教授
演習・協議「キャリア教育への取組」
県総合学校教育センター 指導主事6名
【受講者からの感想】
・今までキャリアの視点をもつということをほとんどしてこなかった。キャリアの視点をもつことで、様々な活動の見方が変わってくると感じた。キャリアの視点をもって、活動に取り組んでいきたい。
・講師の京免先生の講義では、キャリア教育の定義やキャリア構築という考え、「キャリア•パスポート」を活用した対話など様々なことを学ぶことができ、また、演習では他学部、他校種の先生方から様々な取り組みや考えを伺うことができた。
・子どもの長期的な成長を目指してキャリア教育を展開していくことや、日本の社会情勢を踏まえてキーワードである「ウェルビーイング」を意識した指導を考えていく必要性があることを痛感しました。誰かと「ともに歩む」中で、キャリアから生じる「自分らしさ」が発見できるという京免先生のスライドから、新しい知見を得ることができました。また、自分の学校のキャリア教育の全体計画の存在を知る良い機会にもなりました。できることから一つずつ挑戦していこうと思います。