開催した講座の様子

D06 高等学校における特別支援教育講座

10月1日(火)に高等学校における特別支援教育講座が開催されました。受講者は12名で、特別な教育的ニーズがある生徒の支援について理解を深められた様子でした。


【研修内容】
 1 講義「小・中学校における特別支援教育」

 2 発表「高等学校における特別支援教育」

    発表者 県立柏木農業高等学校 教諭 舘山 昭廣

                   養護教諭 福士 晶子

 3 演習・協議「高等学校における特別支援教育~個別の指導計画の作成を通して~」

 

   

   

 

【受講者の感想】

・特別支援教育についてこれまであいまいだった部分が今回の講座を受講して大分クリアになりました。小・中学校で特別支援学級や通級を経験してきている生徒も多く、その生徒たちのそれまでの流れを受けて接する必要があると強く実感しました。自分もこれから通級を担当することになると思うので、つながりを意識して取り組むことができるよう心掛けたいと思います。

・具体事例を聞いて、組織で取り組んでいることが強く印象に残りました。学校だけでなく、外部の関係機関とも協力していて、事案に応じて専門家の協力や助言を得るなど、組織で対応することの大切さがよく分かりました。

・対応に困っている生徒がいても、グループの先生方と共有することで、解決策が多く見つかり、情報共有の重要性を感じました。

・この数年、担任をしていて特別支援教育について知識が必要だと思い、この講座を受講しました。今年度担任するクラスにも支援が必要な生徒がいて、とても参考になりました。今後は同じクラスの生徒への対応・支援も重視したいと思います。温かいクラスを作り、支援の必要の有無に関係なく分かりやすい授業ができるように努めていきたいと思います。