10月9日(水)に通常の学級のユニバーサルデザイン研修講座を開催いたしました。
今年度は小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の先生方63名が受講されました。
早稲田大学大学院 教授 髙橋 あつ子 先生を講師に迎え、「通常の学級における学びのユニバーサルデザイン~学びの多様性に応える授業づくり~」というテーマで、演習を交えながらご講義いただきました。
児童生徒の多様な学びを保障するUDLの考え方やUDLの視点を取り入れた授業づくりについて、事例の紹介や演習を交えながら分かりやすくお話していただきました。
またその後、中学校の先生による実践発表と協議を行いました。講座を通して、これまでの自身の授業を振り返るとともに、明日からの実践に生かしたいと大変好評でした。
【受講者の感想】
・UDLの正しい認識と、自分の中で凝り固まった指導観を変えることによって、全ての生徒を伸ばせるチャンスだと気付くことができました。明日からの授業や学級経営が楽しみに感じております。
・目標、理由、手段を単元ごとに明確に示し、学習者が選択できる環境をつくることが大切だと学びました。ルーブリックでの評価や学習方法のオプションについてやUDLの基本的な考え方を学び、すぐに実践したいと思いました。
・私のクラスにも自分に合った学びに参加できず辛い思いをしている児童がいると思います。先生のように、児童がオプションを選択し、自己調整して学べる環境づくりを真似してみたいと思いました。