10月24日(木)標記講座を開催しました。12名の先生方が受講されました。
午前は、「主体的・対話的で深い学び」につながる単元構想や各活動の設定、ICTの活用についてお話をしました。また、講義の後半では、話すこと【やり取り】のMicro-Teachingを行い、体験的に学べる機会も設けました。
午後は、信州大学学術研究院の酒井 英樹教授に講義をしていただきました。同じ教科書を使用する先生方で班になり単元構想計画案を作成したり、CAN-DOリストについての理解を深めたりすることができました。受講者の質問にも答えていただき、充実した3時間となりました。
【講座の内容】
・言語活動が主体となる授業づくりとICTの活用
青森県総合学校教育センター 指導主事 長谷川 紘一
・子どもの資質・能力を高める授業づくり
信州大学学術研究院 教授 酒井 英樹
【講座の様子】
【受講者の感想】
・午前の部では、「できるように導くための指導」という視点が勉強になりました。体験を通して様々な指導法に触れることができたので、実践に反映させたいです。午後の部では、単元構想や学年ごとの目標を大切にしなければならないと改めて感じました。特に小学校からの繋がりを意識し、良いスパイラルを構築できるように工夫していきたいです。
・授業づくりのための順番や考え方を分かりやすく説明して頂きありがとうございます。特に、読むことについての指導法はうまくできていなかったのでとても参考になりました。
・単元構想、単元の終末段階で行う言語活動、CAN-DOリストの提示や見直しなど、たくさんの学びがあり、自身の授業改善に向けての意欲が大幅に上がった研修でした。
・酒井先生の講義では、実際に教科書を活用してCAN-DOリストと照らし合わせながら単元計画を作成しました。自分がすでに作っている単元計画に足りない視点を知ることができました。
・単元末の言語活動をCAN-DOリストに沿ったものにしたり、実際に活動を考えてみて、生徒が興味・関心を示すような状況設定を考えたりするなど、改めて授業づくりについて学ぶことができました。言語活動を行う上で、使用する文法事項を絞るのではなく、既習事項を使って表現できるようにさせていきたいです。