11月20日(水)に、桐蔭横浜大学 准教授 清水由先生を講師にお迎えし、C39 豊かなスポーツライフを実現する保健体育授業研修講座を開催しました。清水先生には、体育におけるユニバーサルデザインの基本的な考え方を踏まえた授業づくりについて、講義及び演習をしていただきました。
【研修内容】
講義「体育授業における課題と工夫」
講義、講義・演習「ユニバーサルデザインの考え方を生かした体育の授業づくり」
講師 桐蔭横浜大学 准教授 清水 由 先生
【講座の様子】
【受講者からの感想】
・授業のUD化を図るにあたって、「つまずき」から授業をデザインするということが特に勉強になりました。UDについての研修は受けたことがありましたが、体育の授業に特化した研修は初めてでした。UD体育のしかけについてや、UD化を阻害している原因についても知ることができ、このことを普段の授業にも活かしていきたいです。また、午後の演習では、校種や地域の違う先生方の授業のアイディアを共有し、清水先生に解説していただき学ぶことができとても貴重な時間になりました。ありがとうございました。
・わかりやすい説明で、すっと頭に入ってきた。一番わかりやすかったことは、難しい局面を取り除いてあげるということがUDの仕掛けになるということ。我々体育教員は日々色々考えて授業を行なっていて、それがUDであることも認識できた。それを改めてみんなで共有することで学びになった。
・すべての生徒に分かりやすく、できるを感じさせる授業をするために、今まで以上に授業を細分化して考えていく必要があると感じた。習得したい技の焦点を絞り、視覚化したり不安要素を取り除いたりすることで、運動嫌いの生徒でも体育に取り組む意欲に繋がると思う。体育を嫌いなまま高校卒業とならないように、日頃の授業改善を図っていきたい。