11月1日(金)、今日から始める保護者対応研修講座が開催されました。受講者は小学校4名、中学校10名、高等学校11名、特別支援学校8名、研究員2名、聴講者7名、合計42名でした。「保護者とのより良い関係のつくり方」の講義・演習が行われ、野々口先生の御講義やグループごとの意見交換などを数多く交えながら、望ましい保護者対応の手立てについて考え、効果的な方法を身につけることができました。
【研修内容】
講義・演習「保護者とのより良い関係のつくり方」
(講師)秋田公立美術大学 教授 野々口 浩幸 氏
・保護者対応を学んでみて、まずは私自身が子どもたちとどう向き合っていくのかが大切だと気づくことができました。子どもたちがどれだけ安心感をもって楽しく、園生活を過ごせるのかということ、そして園生活での取り組みをどのような形で伝えて行くのかということを私なりに考えて行きたいと思います。私も、子供たちの1番の応援者となれるような教育を目指したいと思いました。
・様々な資料やデータをもとにお話ししてくれたり、実際のエピソードを語ってくれたりしたので、印象に残りやすかった。現代のこどもやその保護者を、「自己評価が低く、承認欲求が強い」と表現していたことが印象に残った。自分も中学生の親世代なので、考えさせられた。今後、このようなこどもと親がさらに増えることが予想されるので、この講座を受けることが、学校課題解決の糸口になることを感じた。校内の教員間でこの講座での学びを共有し、職員室内の対話を増やしていきたい。
・色々な保護者がいる中でも、まずは保護者と積極的に関りをもつ機会を作ることが大切だと思った。学校で設定されている普段の面談だけでなく、PTA活動などを通じて、先生と保護者だけでなく、保護者同士の繋がりを作ることの必要性も感じた。