開催した講座の様子

D03_小・中学校特別活動研修講座


8月27日(火)標記講座を開催しました。39名の先生方が受講されました。

 

 午前は、様々な事例を基に、自主的・実践的な態度を育てる学級活動についてお話をしました。また、十和田市立南小学校の目時美絵先生に児童会や学級会に関わる実践発表をしていただきました。児童の変容や取組の具体的な様子を分かりやすく紹介していただき、今後の各校での実践の参考になりました。

 午後は、帝京大学の安部教授に講義をしていただきました。学級活動のポイントなどを豊富な事例を基にご紹介いただきました。また、班で学級活動(3)に関する取組や課題を共有し合う時間もあり、充実した3時間となりました。

 

【講座の内容】
・自主的・実践的な態度を育てる学級活動
  青森県総合学校教育センター 指導主事 長谷川 紘一

・学級活動を中心とした特別活動への取組

  十和田市立南小学校 教諭 目時 美絵

・生きる力の育成と特別活動の役割
  帝京大学教育学部 教授 安部 恭子

 

【講座の様子】

 

 

【受講者の感想】(一部抜粋)

・ショートエクササイズなど、日常でも活用できるアイスブレイクを体験したことで、重要性を学ぶことができました。早速、取り入れて学級活動を行いましたが、とても活発な活動になりました。

・目時先生の実践は、目安箱の設置から学級会の事前指導など、本当に細やかなところまで配慮されていて参考になりました。何よりそれを一人ではなく、学校全体を巻き込んで行った南小にこにこプロジェクト、勉強になりました。

・安部先生から、キャリアパスポートの活用法についてもお話を聞くことができたので、キャリアパスポートの内容について校内で提案してみたいと思います。

・特に印象に残ったことは、子供自身が振り返り、振り返ったことを次時に生かすということ、何のためにこの学習をするのか子供に伝えること、事前に子供自身に意見を考えてもらってから授業を行うこと、でした。特に、安部先生が繰り返し「何のために?」という言葉を話されていましたが、そのことが本当に心に突き刺さりました。