8月27日(水)~28日(木)の2日間、標記講座を開催し、3名の先生方が受講しました。身近な素材を用いた観察・実験、「指導と評価の計画」やパフォーマンス課題の作成を通した授業づくりについて研修を行いました。
【1日目】
・理科の見方・考え方を働かせる授業デザイン~資質・能力をバランスよく育むために~
・身近な素材を用いた観察・実験とその教材開発
【2日目】
・単元を貫く観察・実験を取り入れた授業づくり
・科学的な思考力・判断力・表現力を育成するための探究的な学習活動
~受講者アンケートより~
・評価の計画について、単元毎にどの観点で評価し、どのような基準にするのかなど、今後の活動の参考になった。
・主体的に学習に向かう態度をどう評価するかについて、生物の指導主事を含む先生方と意見交換ができたので、実りのある研修でした。ありがとうございました。
・資質・能力を育む授業作りに向けて、観察・実験などを効果的に取り入れる工夫について学ぶことができた。光合成色素の分離を実際にやってみて、試料をすりつぶす大変さやTLCの操作など手を動かしてみて初めて分かることがたくさんあると感じた。講座の中で実験できたのは2つであったが、それ以外にもたくさんの実験について資料に載っていて大変参考になった。特に、遺伝子頻度の変化は生徒が苦手とする分野なので資料にあったようなモデル実験を取り入れたい。それ以外でも、これまでやったことのない実験でも積極的に行っていきたい。また、そのような実験を取り入れるためには授業の計画が大切であると感じたので、講義で作成したような計画表を今後意識していきたい。