9月26日(金)、「気になる子供」のかかわり方研修講座が開催されました受講者は中学校15名、高等学校20名、特別支援学校2名、聴講者5名、合計42名でした。様々な特性を持った子供たちが物事をどのように認識しているかについての理解や支援の方法、複数の視点でしっかりとアセスメントを行い、チーム支援につなげていくことなど、多くの具体例とともに学ぶことができました。
【研修内容】
講義「気になる子供」の視点でかかわり方を見直す
(講師)弘前医療福祉大学 教授 小玉 有子 氏
【受講者の感想から】
・小玉先生が多くの例をあげてくださり、これも最後に仰った「知ることから始まる」につながるのだと実感することができた。ご講義の中で、特性を持つ子供が、自分が上手くできないことをどう補うか、自分で解決できるようにする、というのはとても納得できた。
・小玉先生は講義の中で、アセスメントの重要性を強調されており、自分に不足している部分だと感じました。生徒理解に努めているものの、生徒のことを真に理解しようとしていないことを気づかされました。生徒が授業や人との関わりの中で、特に何に困っているのか、周囲の教員や保護者と連携しながら、まずはきちんとアセスメントをしたいと思います。
・「気になる子供」と言っても、多種多様な見方や関わり方があることを改めて学ぶ機会となりました。何より、困り感を感じている生徒や保護者のために何ができるのか、できないことやダメなことを指摘して終わりではなく「次に何をするのかを考えること」が我々の仕事の大切な点であることを感じさせられました。