開催した講座の様子

C49 産業教育指導者講座(後期)

 9月17日(水)標記講座を開催しました。聴講の先生方を含め12名が参加しました。午前中に、Gemini等のツールを活用しながら、導き出された答えからそれぞれの考察や行動判断にどのように結び付けていくのかを学び、午後は社会人基礎力をベースとしたルーブリック評価表の作成の演習を通して、思考の可視化やグラデーションの難しさを実感しました。変化の激しい情報化社会の中において、ご自身の教科でどのような人材を育成していくのかについてじっくりと考え、共有しあう大変有意義な時間となりました。

【講座内容】
 「DX時代に求められる産業教育のあり方」 ~生成AIの可能性をふまえて~
  講師 城西大学 副学長 栗田 るみ子 氏

【講座の様子】

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【受講者の感想】

・ルーブリックを示すことで生徒に達成度を示すことができると考えられ、次年度の取り組みに組み込めそうだと思いました。民間企業の視察や生成AIの活用方法など幅広く学ぶ機会が得られました。

・本講座の目標である生成AIをはじめとするIT技術とのかかわり方を中心に必要とされる、知識・技術を学ぶことができたと考えます。生成AIで、調べ物をすることしか活用方法を理解していませんでしたが、栗田先生のおっしゃるように使い方次第では私たちの仕事を減らし、その分別のことに時間を注げると感じました。現場に戻りましたら、積極的に活用していこうと思います。

・生成AIを有効活用できれば、授業のやり方も変わるだろうし、業務の効率化にもつながり、生徒と直接かかわる時間が増えるので、それが理想です。技術を身に付けながら、並行して業務改善に取り組みたいです。