9月29日(月)文部科学省初等中等教育局教育課程課 教科調査官 平田朝一氏を講師として、「指導と評価の一体化を目指す美術の授業」についての講義と協議・演習を行いました。
【講座の内容】
講義「指導と評価の一体化を目指す美術の授業」
演習・協議「指導と評価の一体化を目指す美術の授業づくり」
【講座の様子】
【受講者の感想】
・午後の演習・協議で特に印象に残っているのは、「素材から主題を考える方法」「美術の授業と地域連携」についてです。テーマを与えられて制作するのはとても久しぶりで、生徒の気持ちも想像しながら制作することができました。同じテーマでも主題と実際の完成作品は全員異なっていて、視点の違いによる発想の豊かさを学ぶことができました。
・材料から発想を広げることの面白さを学びました。素材の良さや加工方法を実感的に学ぶことができ、自分の手で素材を動かすことで、アイデアが広がっていくきっかけにもなる、という体験をさせていただきました。自由に材料を選んだり試したりすることは、生徒にとって自己決定の機会にもなります。美術は、課題にぶつかることで解決させようと試行錯誤し自己決定を行うという、他の教科にはない良さがあるということを学び、まずは生徒が主体的に自己決定できるよう、支援できる教員でありたいと思いました。