開催した講座の様子

C02 小学校国語科授業づくり講座

 9月2日(火)標記講座を開催しました。小学校と特別支援学校の33名の先生方が受講され、「言語活動の充実」の考え方で、日々の授業においてベースとなる考え方や様々な手法について、また、それらを通して「子供主体の国語授業への転換」について学びました。

 

【講座の内容】

・講義・演習「国語授業の「個別最適な学び」と「協働的な学び」」

 (講師)京都女子大学 水戸部 修治 教授

・講義・演習「主体的・対話的で深い学びの授業改善とICT」

 (講師)県総合学校教育センター 指導主事 齋藤 紀行

・講義・演習「資質・能力の育成を目指した単元構想」

 (講師)県総合学校教育センター 指導主事 齋藤 紀行

 

    

 

    

【受講者の感想】

・本講義・演習では、これまでの経験でようやく形になってきたと感じていた国語の授業像が良い意味で壊されました。私はこれまで水戸部教授がおっしゃっていた「昭和の授業」をやっていたと思います。明日からでも「令和の授業」に変えるためにも、指導事項を踏まえた魅力的な言語活動の設定をして取り組んでいきたいです。

・講義・演習の中で紹介された授業実践は、どれも指導事項にあったつぶやき・質問・発言が子供から出てくるものでした。その環境をつくるための手立てとして、学習計画表や活動したくなるめあての設定、交流の場の設定、モデル動画の活用、マトリクス表の活用など様々な工夫がありました。「子供がどう学ぶか」「必然性はあるか」「指導事項にあった活動か」など考えながら、これから授業していきたいです。

・実際に指導計画を作成したことで、ゴールを明確にした指導計画をどのように作成すれば良いかイメージが湧きました。日々の授業を考える際にも、ゴールから逆算して考える授業づくりは、有効に活用できそうだと思いました。

・教えていただいたことは、他教科にもつながると感じました。他教科を指導する場面でも活用していきたいです。