9月18日(木)標記講座を開催しました。15名の先生方が受講されました。
午前は、育てたい資質・能力を意識した指導の在り方をテーマに、実践につながるヒントを得られるよう、ペアで体験を通して様々な指導法に触れる時間としました。
午後は、拓殖大学の西村秀之教授を講師にお招きし、ご講義をいただきました。講義を通して、授業改善の視点を明確にするとともに、学習指導要領への理解を一層深めることができました。また、「理想の子供像」や「目指す教師像」を言語化する活動を通じて、受講者一人一人が授業改善の方向性を見い出すことができました。さらに、受講者同士の交流や体験の場も多く設定され、学びの多い充実した3時間となりました。
【講座の内容】
午前 講義・演習 中学校英語教育における指導技術の向上と授業改善へのアプローチ
青森県総合学校教育センター 指導主事 長谷川 紘一
午後 講義・演習 中学校英語教師に求められる授業改善
拓殖大学 外国語学部 英米語学科 教授 西村 秀之
【講座の様子】
受講者の感想】(一部抜粋)
・授業改善の視点が明確になり、とても有意義な時間となりました。ぜひまた受講したいです。
・1・2年生の題材でも、これほど多様な方法で指導できることに驚きました。復習や定着のために、3年生でも実践してみたいです。
・これまで自分が取り組んでいた音読や授業の導入が、いかに内容の薄いものであったかを再確認することができました。生徒のもつ能力を活性化させる授業の組み立てを、改めて考え直したいと強く感じました。
・自己紹介のアプローチ方法が、自己紹介にとどまらず、授業内容の推測や生徒が苦手とする疑問文作成などにも幅広く活用できそうだと感じました。
・これまで悩んでいた目的や場面・状況の設定の仕方、リスニングを聞きたいと思わせる工夫、音読の方法など、今まで取り組んだことのない指導法を学ぶことができました。