開催した講座の様子

B16 県立学校臨時講師等研修講座Ⅱ

 令和7年10月7日(火)に【B16県立学校臨時講師等研修講座Ⅱ】を実施しました。高等学校7名、特別支援学校4名、臨時養護助教諭1名が参加し、「教職員の服務規律について」、「情報セキュリティについて」、「生徒理解について」の講義・演習を通して、教職員としての心構えとなる基礎・基本を学びました。また、研修後半からは各分科会に分かれ、専門的な知識の習得に励みました。

【講座の様子】

生徒理解について情報セキュリティについて分科会

【受講者の感想】

・職務中は当然ながら、普段から教員としての自覚を持ち信用を損なう様なことをせず、全力で仕事に取り組むべきだと再確認した。生徒理解のためには、生徒の話をどの様に聴くと良いのかを具体的に体験し良く分かりました。傾聴の方法を詳しく知ることができて良かったです。また、分科会では、芸術としての書道の評価についての疑問点などお聞きすることができて良かったです。

・服務規律では、教師として責任ある行動をしなければならないと感じました。自分の生活を見直し、教育する立場として意識していきたいと思います。情報セキュリティでは、生徒個人だけでなく家庭状況や成績、また保護者の職場などの情報ももっているということを意識し、外部に漏れないよう細心の注意を払うことが大切だと学びました。外部に漏れることで生徒だけでなく生徒の家族をも危険に晒してしまうということを念頭に危機管理をしていかなければと思います。

・生徒理解については、集団としての目標は1つとしてもそこに至るまでの1人1人の課題や今達成すべきことは違うので、それぞれのニーズをしっかりアセスメントしていきながら個々の計画作成にあたる必要があると感じました。また平等と公平についても理解できましたので、今後の指導に活かしていけたらと思います。校種ごとの分科会では、現在自立活動中心で授業を行っていますが、自立活動が生徒が今後生きていく中で大切な授業なこと、生徒の可能性を引き出せる授業だと感じ、今後の授業の組み立てや検討をペアの担任の先生方と協力していきながら行っていきたいと感じました。