10月8日(水)、標記講座を開催いたしました。
小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の先生方40名が参加されました。
早稲田大学大学院 教授 髙橋 あつ子先生を講師に迎え、「通常の学級における学びのユニバーサルデザイン~学びの多様性に応える授業づくり~」というテーマで、演習を交えながらご講義いただきました。講義では、児童生徒の多様な学びを保障するUDLの考え方やUDLの視点を取り入れた授業づくりについて、事例の紹介や演習を交えながら分かりやすく解説しただき、その後、参加された皆さんは、それぞれ担当している授業の学習プランを作成いたしました。
講座を通して、これまでの自身の授業を振り返るとともに、明日からの実践に生かしたいと大変好評でした。
【受講者からの感想】
・「学び方」を選択することというのがとても新鮮で、実践するには若干勇気がいりますが、子供たちの学ぶことへの
ワクワク感が増えそうだと感じています。
・当たり前だと思っていた教師主導の授業が、変えられると気が付いたことが良かったと思っています。もっと児童の
学び続ける力をつけるためには、自分がサポートにまわり、時には今日学んだことを生かして、児童に委ねることが
必要だと感じました。
・「子供が自分に合った学び方を選択し、学びを進めることで、主体的に学ぶ姿に変わっていく」という話がとても
印象的でした。
・UDLの考え方で授業を組み立てるための発想の転換はとても難しかったですが、演習を通して、学習中の子供たち
の活動や行動を具体的に考えることができました。