6月3日(火)~4日(水)の2日間、標記講座を開催しました。
1日目は、文部科学省 教科調査官の小林恭代氏を講師に、図画工作科の講義と造形遊びの演習を行いました。2日目は、音楽科の講義と音楽づくりの演習及び造形と音楽のコラボレーションの演習を行いました。
【講座内容】
1日目:講義「図画工作科における指導と評価の一体化」
演習「「造形的な見方・考え方」を働かせて資質・能力を育成する造形遊び」
2日目:講義・演習「「音楽的な見方・考え方」を働かせて資質・能力を育成する表現活動」
演習「造形と音楽のコラボレーション」
協議「これからの図工と音楽の授業づくり」
【講座の様子】
【受講者からの感想】
・児童のように柔軟な発想力を持っていないため、提示された材料でどのように活動すれば良いか悩みましたが、とりあえず手を動かしてみることでいろいろな発見や楽しさがありました。見栄えの良いものや価値のあるものを作らなければという固定化された考えを破り、教師も感性を働かせて試行錯誤する機会が得られたことはとても有意義だったと感じました。
・造形遊びを通してどのような児童を育てたいかという児童観や、授業作りについて、指導改善の視点で深く考えることができました。周りの先生方と情報交換をできたことが大変貴重な研修となりました。また、造形遊びを体験してみて、児童の困り感、児童同士の関わりで教師が介入すべき点などが想像しやすくなりました。材料の準備や場所の確保など、ぜひ今後の授業作りの参考にしたいです。