開催した講座の様子

D05 高等学校における道徳教育講座

6月10日(月)標記講座が開催され、16名が受講しました。小・中学校と違い、教科としての道徳がない高等学校においてどのように道徳教育を進めて行けばよいのか理解を深められた様子でした。

【講座の内容】

講義「高等学校における道徳教育の推進」

講義「小・中学校における道徳教育の実際」

演習・協議「自校の特色を活かした道徳教育の展開に向けて」

 

【受講者の感想】

・道徳教育推進教師として、まずは自分自身が理解を深めていかなければいけないと思った。道徳教育を高校の現場でどのように取り入れて、学校全体としての取り組みにしていくのか考えるきっかけになった。

・学校教育活動全体を通じて行うべき道徳教育について再度その重要性を確認することができたため、今回の目標を達成できたように思います。これからは生徒のために全教職員一丸となってこの道徳教育の充実に繋げていけたらと思います。

・小・中学校の道徳科の実態をよく知らなかったので参考になりました。どういう授業を受けてきたかを理解したうえで、高校における道徳教育を考えることができました。

・高等学校教育下で道徳を学ぶ意義を学んだことで、学生時分の頃と捉え方が変わっていったことに気づきを得られた。これにより、より生徒一人一人にとっての道徳観を育むには授業や学校生活の一つ一つの場で生徒自身に自分にとっての道徳とは何かを考えさせる場面が必要なのだと思った。どのような道徳観を身に付けさせるために問いを発するか、そしてそれが生徒自身で気づき考えるようなものとなっているか、自分自身の指導観についても考えさせられる研修となったように思う。