8月19日(月)~20日(火)の2日間、標記講座を開催しました。
1日目は、理科の授業改善についての講義、実験から始まり、2日間かけて問題解決の力を育む授業づくりに取り組みました。単元の構想、評価規準の作成等、実践的な内容の研修となりました。
【講座の内容】
1日目
講義「理科の授業改善の視点」
講義・実験「問題解決の力を育む観察、実験」
演習「問題解決の力を育む授業づくり(評価計画と単元構想)」
2日目
演習「問題解決の力を育む授業づくり(評価計画と単元構想)」
協議「問題解決の力を育む授業の在り方」
【受講した先生方の感想】
・実践例をいろいろと聞くことができて参考になりました。ぜひ来年度も実験を含めていろいろ知りたいです。
・思考、判断、表現する場面を中心に単元計画を考え、今までは疎かにしていた実験の立案など、子供たちの問題解決の力を育むためにはどうすれば良いのかということに向き合うことができました。
・自分の授業を発表する中で、このまま継続しても良い部分と改善した方が良い部分が見つかったので、今後の授業に生かします。来年も参加したいと考えております。
・単元目標、評価規準など普段は自己流で作成するため改めて丁寧に教えていただき、ありがたいと思いました。みなさんと共有でき勉強になりました。
・全国学力・学習状況調査の問題を解くことによって、日頃の学習の中での問題作りや実験の考察、自分や他者の気付きを分析・解釈すること、実験方法を考えること、実験結果を見通し解決するまでの道筋を構想することなど、授業改善の視点をもつことができました。また、「単元構想図」を作る活動では、問題解決の課程の中で、「構想」「分析・解釈」「検討・改善」をバランスよく位置づけることが分かりました。単元を通して授業の流れを見通すこともでき、活用して授業を改善していきたいと思いました。校内の先生方にも伝達していきたいと思います。
・単元計画と評価計画を作成することによって、新しい考え方について理解が深まりました。また、若い方の教科指導に対するエネルギーを久しぶりに感じることができました。2学期から授業づくりを見直して取り組んでいこうと思います。
・指導案を実際に作ることで、より具体的に「知識・技能を活用して思考・判断・表現する場面を位置付けた」授業や単元計画について考えることができました。また、協議で指導案について意見交換ができて良かったです。
・問題解決の力を育む授業づくりについて、実際に指導計画等を作成することを通して、授業改善に向けて具体的なイメージをもつことができました。実験では、楽しみながら学ぶことができました。