8月28日(水)〜29日(木)標記講座を開催いたしました。
1日目は、玉川大学の工藤洋路教授より、外国語の授業における「話すこと」「書くこと」の指導と評価についての講義していただきました。2日目は自身の授業でのアウトプット活動を含む授業計画作成に取り組みました。受講者1人1人が領域のバランスの取れた指導について考える機会となり、単元の構想、評価基準の作成等、日々の授業改善に生かせる内容の研修となりました。
【研修内容】
1日目: 講義「「話すこと」と「書くこと」の指導と評価」
(講師) 玉川大学 教授 工藤 洋路
2日目: 講義・演習「「話すこと」「書くこと」に焦点を当てた授業づくり」
【受講者の感想】
・普段読むべきとわかっていながらも、読み解くのが難しいと感じてしまう「学習指導要領」や「指導と評価の一体化のための学習評価に関する参考資料」の内容を、具体例を伴って非常にわかりやすくご説明いただいたので、とても理解が深まりました。新しいことを次々と伝えるよりも、シンプルに「pre-readingとpost-readingをつなげましょう」ということを繰り返してくださったので、講義の要点が身に沁みました。
・これまでパフォーマンスと「思考・判断・表現」の評価への反映の仕方に疑問が多くあったのですが、大分理解が深まり、納得できた部分が多くありました。授業を評価ありきでデザインする必要性についても学ぶことができました。
・実際に単元計画を作成することで、昨日の学びの理解を深めることができた。学校に戻って他の単元計画を練る際には本日の学びを他の先生方と共有しつつ作成をすすめたいですし、授業では要点をしぼり、「単元全体で」それを生徒に伝えられるよう、仕組みづくりを行っていきたいと改めて感じました。
・なかなか話すことと読むことについて評価するのが難しかったのですが、今後の授業展開にもつながる研修となりました。