8月27日(火)標記講座を開催しました。37名の先生方が受講されました。
午前は、学級活動(1)(2)(3)のポイントや実践事例、ICTの活用についてお話をさせていただきました。また、学級活動(2)の食育の授業づくりを班で体験していただきました。
午後は、帝京大学の安部教授に講義をしていただきました。特別活動の核となるお話や全国の豊富な事例をご紹介いただきました。また、班で学級活動(1)に関する日頃の悩みや課題を共有する時間もあり、充実した3時間となりました。
【講座の内容】
・自主的・実践的な態度を育てる学級活動とICTの活用
青森県総合学校教育センター 指導主事 長谷川 紘一
・生きる力の育成と特別活動の役割
帝京大学教育学部 教授 安部 恭子
【講座の様子】
【受講者の感想】
・特別活動(学級活動)について、基礎的な内容から実践例まで詳しく講義していただきました。今後の指導に当たっての意欲が増しました。また、これまでより自信をもって計画立案や実践を行うことができそうです。
・これまで特別活動について行事に偏りがちだった自分の指導を、教育活動全般の中で行えるようにしたいと感じました。
・学級活動の(1)(2)(3)のそれぞれの特徴が、講義や演習等を通してより詳しくわかりました。特別活動に力を入れて取り組みたいと思いました。
・特別活動が子供たちが仲間と協働して「みんながよくなる」ためにとても重要であること、学級経営と密接に関わり合っていること、何のために話し合うのか、その意義(目的意識)が大切であることを学びました。演習では、学級活動(1)の授業や事前・事後指導を行う上で自分が悩んでいた部分をグループの先生方と共有し、解決策を考えたり、安部教授に分かりやすく説明していただいたりしたので、これから子供たちと学級活動をするのが楽しみになりました。
・学級会における合意形成の仕方について、話合いの中で獲得していき、子供たちが主体となる特別活動を目指していきたいと思います。自分たちでつくるという意識を高めていけるようにし、楽しいと思える学校にしていきたいです。
・特別活動の目的を再確認できたと同時に、今の子供たちに対応した指導についても整理して考えることができました。話合い活動の実践事例が大変参考になったので今後の実践に生かしていきたいです。
・マンネリ化、固定化された学級活動から脱却、多様な他者と協働、自己指導能力の育成等、自分が「なしていないこと」を自覚することができた研修でした。背中を押されたような感覚です。今後、限られた時間の中で自分なりに工夫し、教員の仲間と考えを共有しながら、学級活動を見つめ直していきたいと思います。