開催した講座の様子

C13 中・高等学校数学科授業づくり講座

7月30日(水),31日(木)標記講座を開催しました。10名の先生方が受講され、問題発見・解決の過程を意識した授業づくりや、「育成する資質・能力」を明確にした授業デザインづくりや指導案の作成を通して、中高の学習内容の連携の重要性を認識することができました。中学校と高校の教員が協議を通じて交流し、授業づくりやICTの活用法など新たな視点を得る貴重な機会となりました。

【講義・演習内容】

   1日目 午前 問題発見・解決の過程をイメージした授業づくり

        午後 中高の接続を意識した授業改善

   2日目 午前 ICTを効果的に活用した数学科の授業づくり

        午後 「育成する資質・能力」を明確化した授業づくり

【講座の様子】

    

・数学は積み上げの教科なので、中高の連携は必ず意識しなければならないとは分かっているが、実際に高校でどんな指導をしているのかわからなかったのでいろんな話を聞けてとても勉強になりました。数学の中身をつなげることも大事だが、数学に向かう姿勢や学び方(本質をとらえる力や統合的・発展的に考える力など)を育てていくことと高校の数学を学んでいく基盤をつくることができるのではないかと感じました。ぐるぐるの図を常に意識しながら授業改善に励みたいと思います。

・ICTソフトの有用性を改めて感じたので、2学期からの授業に早速取り入れたいと感じました。これまでも、授業にICTを意欲的に活用してきたつもりだったが、いつも同じソフトを活用しマンネリ化して、例えばGeogebraなども共有されているものを使うだけで、自作したことはありませんでした。今後、ICTの活用については次の段階に行けるように、夏季休業の間に自分なりにさらに模索したいと思います。