開催した講座の様子

センターセミナーⅠ

令和7年7月26日(土)に、FR教育臨床研究所所長の花輪敏男氏をお招きして、センターセミナーⅠ「不登校児童生徒への支援」を開催いたしました。県内各地の市町村から、教育関係者だけでなく、一般の参加者も含めて38名の参加がありました。セミナーでは、学校・家庭・専門機関との連携の必要性、不登校児童生徒を自立に向けること、自主性を育むための具体的な言葉がけなどを示唆していただきました。セミナー後のアンケートからは、今後の不登校支援への実践について意欲的に書かれている内容が多く寄せられました。

【講座内容】
  講義 「不登校児童生徒への支援」
         講師 FR教育臨床研究所 所長 花輪 敏男 氏

【講座の様子】

【受講者の感想】

・学校に行かなくてもいい、というスタンスが最近の主流ですが、花輪先生のお話を聞いてなるほどと思いました。どの子も学校に行きたいという思いはあると思います。相談の立場になることが多いのですが、黒子役に徹するようにしていきたいと思いました。

・不登校の子どもには、自分で考え、判断し、自らの足で歩む力を育んだうえで、再登校へとつなげていくことが最善だとも感じました。相談の立場で最も気を付けなければならないのは、結論を助言することで責任が生じるということです。また、「親子で話し合うこと」が本人にとってエネルギーとなることを知ることができ、大変参考になりました。花輪先生のお人柄、そして理論に裏付けられたご講義のおかげで、あっという間の一日となりました。ありがとうございました。