7月31日(木)、SOSの出し方教育研修講座を開催しました。小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の先生方、SSWの方を合わせて51名が受講・聴講されました。中央大学人文科学研究所 客員研究員 髙橋聡美氏を講師に迎え、SOSの出し方教育について全国各地で行われている実践を、児童生徒の実態を交えながら御講義いただきました。オーバードーズや自傷行為について教員を含めた周囲の大人がどう受け止めるか、こどもたちが相談できる3人目までの大人になるためにはどうすればよいかなどについても御教示いただきました。
【受講者の感想】(一部抜粋)
・普段から社会的自尊感情と基本的自尊感情を高めていかなければ本当の予防にはならないことが分かりました。
・ありのままを受け止めてから詳しく尋ねるコミュニケーションスキルや、TALKの原則など、明日から実践できることを学ぶことができた。
・具体的な事例も多く紹介され、過去に自分が対応した生徒のことを思い出しながら、「あのとき、こうすればよかった」と振り返りながら学ぶことができました。今後も、生徒の置かれている環境をきちんと理解できる教員でありたいと思います。