8月22日(火)・23日(水)の2日間、標記講座を開催しました。中学校、高等学校、特別支援学校より合わせて18名の先生方が参加され、「付けさせたい力」を明確にした授業づくりについて学びました。
【講座の内容】
<1日目>
[講義・演習]問題発見・解決の過程をイメージした授業づくり
[演習] 「中高の接続を見通した付けさせたい力」を明確にする
[協議] 明確にした課題から改善策を考え、協議する
<2日目>
[講義・演習]ICTを効果的に活用した数学科の授業づくり
[演習] 「付けさせたい力」を明確にした授業づくり
[協議] これからの授業づくりに向けて
【受講者からの感想】
・付けさせたい力を明確にすることで、単元の見通しをもつことができ、学習の過程をより具体的にイメージできると感じた。
・今までの授業では漠然と、その日の内容を理解して、問題が解けるようになれれば良いと考えていた。今回の研修で、最終的にどのような力を身に付けさせたいか、そのためには授業でどのようにしていくかを考えることができた。
・ただ漠然とICTを活用しなければならないという考えがあったが、生徒に何を感じ取らせたいのか明確にすることで私自身の中で試してみたいことが増えていった。
・授業づくりについても具体例や実践例よりも、それぞれの先生方が感じていること、考えていることを沢山学ぶことができて、大変勉強になった。
8月22日(火)・23日(水)の2日間、標記講座を開催しました。6名の先生方が参加され、新学習指導要領における授業改善の工夫や課題、身近な素材を用いた実験の方法などについて学びました。
【講座の内容】
<1日目>
[講義・演習]理科の見方・考え方を働かせる授業デザイン
[講義・実験]身近な素材を用いた観察・実験とその教材開発
<2日目>
[講義・実験]単元を貫く観察・実験を取り入れた授業づくり
~資質・能力をバランスよく育むために~
[講義・実験]思考力・判断力・表現力を引き出す実践とその工夫
【受講者からの感想】
・講義・実験の内容も大変参考になりましたし、他校の先生方との意見交換もとても有意義でした。
・身近なものを使って、比較的簡単に実験を行う手法をいくつか教えてもらうことができ、貴重な経験になった。
・実験計画の仕方や取組について、生徒主体でどのような方法があるか提示してもらい参考になった。
8月22日(火)に、東京学芸大学 准教授 鈴木直樹先生を講師にお迎えし、C41体育授業ICT利活用研修講座を開催しました。鈴木先生には、体育授業におけるICTの利活用について、豊富な実践事例を基に、講義・実技をしていただきました。加速するテクノロジーと体育との融合、すべては児童生徒のために。新たな体育の授業がそこにありました。
【研修内容】
1 講義・実技 「主体的・対話的で深い学びを支える体育のICT利活用」
講師 東京学芸大学 准教授 鈴木 直樹 氏
【受講者の感想】
・動画を使う目的やポイントを明らかにすることで効率的で深い学びにもつながる気がしました。いろいろやってみて改善しながら授業を行ってみたいと感じました。
・自分自身が子供たちを評価するために動画を活用していたが、子供がICTを使って学習に取り組む方法を具体的に学ぶことができました。
・リアルと仮想の融合、テクノロジーは手段の一つ、教師の役割が変わってくる、教師のマインドセットの転換が必要など先生の話の中にこれからの保健体育の授業で大切になる考え方が多くあったように感じました。
8月17日(木)標記講座を開催しました。県内の小学校、特別支援学校の16名の先生方が受講され、講義や実技を通して、体育科の授業づくりについて学びました。
【講座の内容】
・講義「ICTを活用した体育科の授業づくり」
・講義・実技「表現運動系の特性や魅力を生かした授業づくり」
(講師)東海大学 田巻 以津香
【受講者の感想】
・体育科における表現運動・ダンスの教育的価値を実技を通して分かりやすく学ぶことができました。
・表現運動は、運動が苦手な児童でも友達と交流して楽しめるところが魅力であることを教えていただき、他の領域とは異なる特性や魅力を生かした授業づくりが大切であることを学ぶことができました。
・ダンスの動きを教えるのではなく、ヒントを与えて子供たちから動きを引き出し、指導者ではなく演出家として子供たちに表現運動を楽しませることのできるような授業実践をしていきたいです。
・実際の授業場面でどのような言葉掛けをするか、教師側の働きかけを具体的に学ぶことができました。そして、田巻先生の動きや表情、雰囲気作りなどもとても参考になりました。
8月18日(金)標記講座を開催しました。小・中・特別支援学校の50名の先生方が受講され、校内研修を活性化するための具体的な手立てを学びました。
【講座の内容】
・講義「カリキュラム・マネジメントと校内研修」
講師 甲南女子大学 教授 村川 雅弘 氏
・演習「校内研修プランの見直しと今後の取組」
【受講者の感想から】
・カリキュラム・マネジメントが校内研修と結びつくことが分かり納得しまいした。他校の先生の話を聞き、共通する部分もあり、これからのことを考える良い機会になりました。学校の課題をもう一度見直し、できることから取り組んでいきたいと思います。
・今回の研修を通して学校だけでなく、各教科や学級の中でも意識して取り組んでいく必要性を感じました。今後は、カリキュラム・マネジメントを意識しながらカリキュラムのPDCAを繰り返し、子供が主役となる学校(学級・授業)づくりに生かしていきたいです。
・目標の共通理解や多忙な先生方に配慮した無理のない研修計画等、チームとして学校全体で取り組むことの大切さを改めて学びました。自校でも、他の先生方の声に耳を傾けることを忘れずに、学校課題解決のための方策を探していきたいと思います。