6月18日(木)~19日(金)に標記講座を開催しました。
1日目午前は講義「新学習指導要領に基づいた「読むこと」指導の授業改善」を行い、青森県の生徒の課題から見通しをもった学習指導が大切であることを確認しました。
1日目午後は青森市立南中学校の古澤順子先生の発表「付けたい力と「主体的・対話的で深い学び」を関連付けた国語科教育の実践」から、マトリクス表から学習課題を設定することによって、主体的に学ぶ生徒の育成を目指した実践発表を聞くことができました。
2日目午前は弘前大学の鈴木愛理先生による講義「新学習指導要領に基づいた「書くこと」指導の授業改善」で、「書くこと」指導の考え方や先生方の授業の悩みの解決に向けたアイデアをお聞きすることができました。
1日目午後の後半と2日目午後は演習・協議「付けたい力と「主体的・対話的で深い学び」を関連付けた「読むこと」「書くこと」指導の授業構想」で、新学習指導要領を用いて、評価規準を設定した単元計画を作成しました。
【講義の内容】
6月18日(木)
・講義 新学習指導要領に基づいた「読むこと」指導の授業改善
・発表 付けたい力と「主体的・対話的で深い学び」を関連づけた国語科教育の実践
・演習・協議 付けたい力と「主体的・対話的で深い学び」を関連づけた「読むこと」指導の授業構想
6月19日(金)
・講義 新学習指導要領に基づいた「書くこと」指導の授業改善
・演習・協議 付けたい力と「主体的・対話的で深い学び」を関連づけた「読むこと」「書くこと」指導の授業構想
【講座の様子】

【受講者の感想】
・青森県の国語の課題や新学習指導要領の内容を踏まえた授業実践を生かしていかなければならないと改めて感じた。
・古澤先生の実践発表はとても具体的な内容で、自分も同じような授業をやってみたいと思った。マトリクス表から疑問を作り、根拠を探して読むという生徒の主体的な読みにつながっていく実践を紹介していただき、これからの授業づくりのヒントをいただいた。
・鈴木先生の講義をお聞きして、「書くこと」指導は目的をもって他者を意識することが大切であることを学んだ。また、先生の「家で一人でできないこと(学校に来ないとできないこと)をするのが学校」という言葉がとても印象に残った。授業中に生徒が感じた違和感を授業に生かして、主体的に取り組める授業づくりをしたい。
・協議では、授業づくりについて様々なアイデアを出し合い、詳しい部分まで突きつめて話し合うことができた。