10月27日(火)~10月28日(水)の2日間、標記講座を開催しました。
1日目図工の鑑賞では、午後に国立文化財機構文化財活用センターの「ぶんかつアウトリーチプログラム」を活用し、松林図屏風の鑑賞を行い、2日目音楽の鑑賞では、松林図屏風に合う音楽を考える演習や、授業づくりの協議を行いました。2日間を通して、「鑑賞の学び」について考える研修となりました。
【講座の内容】
1日目 講義・演習「意味や価値をつくりだす鑑賞の学習」
演習「思考力、判断力、表現力等を育て美術鑑賞の学び」
2日目 講義・演習「鑑賞から広がるこれからの学び」
協議・演習「資質・能力を育む鑑賞の授業づくり」

【受講者からの感想】
・演習で、他の先生方と話すことで、考え方や見方が深まったことを実感できた。
・様々な鑑賞の活動例を知ることができ、さっそく実践に取り入れていきたい。活動の前後で、自分の見方がどう変化したのかを子供たちに明確にさせていきたい。
・今までは、鑑賞曲全部を聴かせて、感想を書かせるという授業がほとんどだったが、今日の講義と演習で、聴かせたいところを切り取ったり繰り返したりすることが有効だと実感できたので、実際に授業で取り入れたい。