11月17日に運動部活動研修講座が開催されました。
午前の前半は、県教育庁スポーツ健康課、常田隆幸指導主事による「青森県運動部活動の指針(改訂版)について」の説明、後半は、南部町立名川中学校教諭、佐藤寛之先生、県立八戸西高等学校教諭、越秀昭先生による、「私の運動部活動指導の工夫」というテーマで御発表をいただきました。
午後は、日本体育大学教授、伊藤雅充先生による「生徒のやりたいを引き出す運動部活動のコーチング」をテーマに、コーチングスキルを軸とした講義、得たスキルを活用してワークを行いました。


【受講者の感想】
・地域を巻き込んだ部活動にしていく必要があることについて、そのやり方や運営の仕方が参考になった。生徒を本気にして取り組ませるための方法を理解した。
・男女をまとめる統率力、指導力に感動した。選手・生徒のための環境づくりをし、自分自身の人間力を磨く努力をしたい。指導者側が共通認識・共通理解をした上で、選手達と向き合いたい。
・「生徒の細やかな変化に気づく」といった点が印象的だった。やみくもに結果を求める指導をするのではなく、常に生徒に寄り添い、目標、目的の達成のため、導いていく必要があると感じた。
・自分でも実践してきたことを確認できたので、自信をもつことができた。
・アクティビティーがあっておもしろかったです。また、その内容が話しに生かされていたのでわかりやすかった。コーチングを活用し、生徒の心を育てていきたい。常に自分をアップデートさせていくという姿勢を学び、自分でもしっかりと考えながら受講することができた。
・Tell-Sell-Ask-Delegateについて、まず自分が日頃その場面が多いか考え、苦手としている場面を意識して演習に臨むことができた。自分の教科指導でも、ブロック練習、ランダム練習などは応用できそうである。
・マイクロコーチングの実践では、”生徒とは楽しい時の学びは忘れない”という言葉が印象的でした。生徒自身の気づきを促し、思考を刺激する関わり方、生徒とのやりとりができるよう、声がけをするときに、工夫したいと思った。
・場面に応じて、生徒が何を求めているのかを感じ取り、対応するための要素(引き出し)を少しずつ増やしていきたいと思う。主体的ではあるが、舵取りをするのは指導者なので、選手達の学校生活や人生に責任を持って向き合いたいと思った。
・伊藤教授の御講義自体が、Tell-Sell-Ask-Delegateの連続で引き込まれてしまった。これからアスリートファーストの意味を取り違えないよう、「選手が一番」から「選手を尊重」して部活動の指導にあたりたいと思った。非常に楽しかった。
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