8月19日(月)、小学校算数科授業づくり講座を開催しました。
「主体的・対話的で深い学びをめざした授業づくりの方法」をテーマに、午前は授業づくりに向けた講義・演習を行いました。受講者は、主体的な学び・対話的な学び・深い学びの実現に向けたこれからの授業のあり方について、理解を深めていました。
午後は、主体的・対話的で深い学びをめざした指導案の作成を行いました。1時間の授業の中で、児童に対して「数学的な見方・考え方を働かせながら、どのようにして問いをもたせるのか」を意識しながら指導案を作成することができました。協議では、グループで作成した指導案を振り返る活動を通して、算数科の授業づくりに関わる力を高めることができました。
【講座の内容】
講義「主体的・対話的で深い学びをめざした授業づくり」
演習「主体的・対話的で深い学びをめざした指導案の作成」
協議「作成した指導案を振り返る」



【受講者からの感想】
・「主体的・対話的で深い学び」がどういうものなのかが、受講前よりも具体的になった。深い学びにするためには、やはり基礎・基本を大切にしなくてはいけないことを改めて考えさせられた。
・「振り返り」から考える指導案作りは初めてだったが、1時間のゴールが見えているので、導入から最後まで柱がぶれない指導案を作成できた。
・指導案の振り返りを少人数で行ったので、くわしく話し合うことができてよかった。問題提示や交流場面での他の先生方の工夫や、導入で問題に関心をもたせる工夫、発達の段階に応じた交流の工夫を日常の授業に取り入れていきたい。