開催した講座の様子

D09 今日から始めるいじめ対策研修講座

 5月19日(金)、今日から始めるいじめ対策研修講座が開催されました。受講者は、小学校8名、中学校7名、高等学校11名、特別支援学校12名、研究員2名、聴講者3名、合計43名でした。はじめに「いじめについての認識と理解」の講義を聴き、いじめの現状やいじめへの組織的対応について理解を深めました。また、「いじめの理解といじめ防止のための取組」の講義・演習を通して、いじめの早期発見や未然防止の方法や効果的なアンケートの実施方法ついての理解も深めました。いじめが見えにくい要因を考えたり、アンケート結果から気になる児童生徒をピックアップしたりする演習では受講者の熱心な話し合いが見られました。
【研修内容】
講義「いじめについての認識と理解」
 県教育庁学校教育課生徒指導支援グループ指導主事 山本 泰久
講義・演習「いじめの理解といじめ防止のための取組」
 上越教育大学大学院教授、いじめ・生徒指導研究センター長 高橋 知己

【受講者の感想から】
・児童がいじめ被害にあわないようにするために、教職員の組織的な対応について考えることができました。また、ハートフルリーダーとして、今後の進め方を理解することができました。 いじめアンケートがどうあればいいのか、大変勉強になりました。
・いじめ事案に対する組織対応の体制づくり、未然防止の具体的取り組みについて学ぶことができました。今後、勤務校の実態に照らし合わせ、実践を積み重ねていきたいです。
・講義は、はじめにこれまでの経緯を含めた基本的ないじめについての理解からはじまり、その後取組についての講義と演習という流れのおかげで、より理解が深まりました。グループで話し合った際、ちょうど小学校、中学校、指導主事、スクールカウンセラーとそれぞれの視点からの話を聞くことができ、大変参考になりました。発達段階によっても大きく違うことが分かったので、今後もこのような機会があればぜひ講座に参加していきたいと感じました。