開催した講座の様子

D17自立活動研修講座

   6月14日(水)、標記講座を開催しました。
 小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の先生方が受講しました。
 筑波大学附属桐が丘特別支援学校 教諭 佐々木 高一 氏 を講師として「カード整理法による実態把握の進め方」というテーマの下、講義・演習を行いました。演習を通して、児童生徒の実態把握の進め方について体験的に学ぶとともに、実践のポイントについて分かりやすく教えていただきました。午後の演習では、午前の講義・演習を受け、児童生徒の実態の整理を行いました。
 また、午後の協議「自立活動の指導の充実に向けて」では、グループに分かれ、児童生徒の指導の経過や指導上の課題(悩んでいることなど)について、情報を共有し、対応策を検討することで、日頃の実践を振り返る機会となりました。

 

           

【受講者の感想】
・指導すべき課題を挙げる方法を、演習を通して学ぶことができ、大変参考になりました。
・書き出してみると、広い視野でその子を捉えられました。グループ分けによって頭が整理できました。全ての一つ一つの現象に対応するのではなく、もとになっている大きなもの(要因)に気付いて手立てを考えられれば、すぐ結果を出そうとする焦る気持ちが鎮まり、長期的に取り組めると思いました。
・先入観を持たず、事実から解決策や対応策を導いていくことの大切さを現場で生かしていきたい。